2324冬移籍最終日のスパーズ
ヨーロッパ時間での冬の移籍が最終日だ。
23/24シーズンの今年、スパーズにはこれまで放出候補がたくさんいたことは間違いない。夏にも多くの選手がやってきたし、彼らの一部が既に怪我や(ソロモン)、そしてレンタル移籍での修行など(フィリップスくん)がスカッドにいないなどしているとしても、少し選手の整理をしなければならないのはマネジメント的に明らかだと思う。
やっぱりなにかさみしくて嬉しい。アンジェのスタイルにいまいち馴染めていないと言われていたホイビャーが、スパーズに残って戦いたいと言っているのだ。最近悪質なファンからのコメントでブレナンがインスタのコメント欄を閉じたことは記憶に新しいが、ホイビャーもそれなりにいい思いをしなかったことだってあったはず。
けどホイビャーと、特筆すべき選手としてはベンデイビスは目まぐるしい成長を見せていた。この二人は物静かに、献身的にプレーをする。決して派手ではないが鉄鋼のような力強さがある。
同時にブライアンヒルも移籍が噂されているらしい。ブライトンとフェイエノールト。彼もまた、ずっと移籍が噂されている選手だった。ポジションではソンフンミンとソロモンの次に当たるサードチョイスだが、ソロモンが怪我で戦列を離れていたことと、ソンがセンターフォワードとして起用されていた期間に左ウィングを務めていた。この時期はりっちゃん(リシャーリソン)も手術でいなかった時期だと記憶している。
確かに、ブライアンヒルのウィングとしての活躍ですごく記憶に残るようなものは少ない。どちらかというとヒルは相手陣地からボールを運んでくる時の保持だったりプレス回避がうまい印象がある。体を綺麗にターンさせてボールを前線へ運ぶ能力は、マディソンやビスマのような体の動かし方にも親和性があるように思えた。
何よりヒルもスパーズでのポジションを得られるよう前向きにやりたいということらしく、それが一番嬉しい。
おそらくあと10時間はある移籍市場。どんな決断にしても、選手が幸せになる道をみんなで一緒に導き出せればいいなと願っている。